遠回りじゃなかったんだな、と。
今日、何となく過去の日記を読み返してみました。
読んでみたのは、資格・勉強カテゴリ。
それで感じたのですが、エンジニアとして働く前の自分の記事って、今になって読んでみると、すごくスキル足りない感じがします。。。お恥ずかしい・・・。
(あ、ネットワーク以外のことについては、今でも詳しくありません。それにネットワークのことについても、まだまだスキル不足ですが、以前の自分は、今よりも更に、スキル不足でした・・・。)
でも、そうやって過去の記事を読んでみて、「これまでの自分の行動は、遠回りじゃなかったんだ。」って、素直に感じることができました。
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2004年の暮れ、ネットワークに関する仕事に携わりたくて7年間勤めていた会社を辞め、2005年1月から、ネットワークの仕事をしている会社に入社。
当初はネットワークエンジニアの募集に応募したのですが、面接の場で「教育をやってみないか?」と提案していただき、主に社内のエンジニア向け教育を担当していました。
教育の仕事は自分に向いているようです。毎日、『教える』ということを楽しみながら働いていました^^
でも同時に、現場の経験がないためのスキル不足を、常に感じていました。
自分が教える内容は、『机上の空論』のような、中身のないモノなんじゃないかと。。。
だから、「一人前の講師になるためにも、エンジニアとして現場で経験を積む必要があるんじゃないか。」って、ずっと感じていました。
そんな風に感じていたこともあって、創業者の方が引退され、会社全体の雰囲気が変わったことをキッカケに、再度転職しました。
2006年10月のことです。
そして2006年11月からは、ネットワークエンジニアとして採用された会社に勤務。
2007年1月から2009年3月までの間、常駐先でネットワークの構築に携わっていました。
実際にエンジニアとして働いてみたら、「自分はエンジニアには向いていないなぁ。」ということを痛感><
そんなコトもあって、徐々に、「ゆくゆくは、教育の仕事に戻ろう。」と、考えるようになりました。
(向いてる向いていないだけではなくて、「ネットワークの現場はハードだから、歳をとったら続けるのは無理そう。」とか。「かといって、この歳から始めてマネジメントできるところまでスキルアップしていくことも難しそう。」とか。色んな理由から、「遅くても40歳までには、教育の世界に戻ろう。」と考えていました。)
そして今年3月、体調を崩してしまったコトをキッカケに、「この機会に、エンジニアの世界から足を洗おう。」と決意しました。
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現在は、ネットワークの技術を教える仕事のために毎日を費やしています。
そして、そんな毎日の中で、たびたび、「現場での経験が活きてるなぁ~。」ということを実感しています。
更に今日、冒頭に書いたように、資格・勉強カテゴリの記事を読み返してみて、、、
現場を経験する前(ネットワークの現場に入ったのは、CCNP取得後です)の記事と、現場を経験してからの記事って、ちょっと違うなぁ~、と。
なんだか、現場を経験する前の記事って、ものすごく素人くさい。。。
社内向けの教育をしていた時も、研修で使っている機器を自由に使うことができたのですが、、、
2~3台で検証するのと、お客様の巨大なネットワーク(それも、ミスったら翌日ニュースになるようなクリティカルなネットワーク)を触るのとは、全然、経験の質も量も違います。
というか、2~3台でちょっと検証するのなんて、経験ともいえないくらいですよね。。。
だから、
ネットワークの現場で仕事をしていた時には、周りの方に多くの迷惑をかけてしまって申し訳なかったし、
最終的には、体調(それも肉体的な面だけではなく、精神的な面についても)を崩してしまったせいもあって、常駐先で一番お世話になっていた方に、急に契約終了することになった理由を説明することもできず(話そうとするだけで涙がでそうになる状態だったので説明できなかったのです。。。)に、現場を去ることになってしまい、本当に、最後まで迷惑をかけっぱなしで、
それを思うと、申し訳ない気持ちで一杯になってしまうのですが、、、
それでも、自分にとっては、ネットワークの現場を経験したことが、本当に良い経験だったと。
結果としては、短期間で3回も転職することになってしまって、それは傍から見たら、『無駄な回り道』や『失敗』に見えるかもしれないけれど、自分にとっては、必要な経験だったんだと。
決して遠回りじゃなかったんだな、と。
実感することができました。
これまでの経験を無駄にしないように、今日も明日も明後日も、ベストを尽くします♪