男女平等について(2)
「日経ビジネスAssocie」2/21号に、興味深い記事が載っていました。
『ユニクロに学ぶ女性活用
制度より業務改善がカギ』という記事です(>_<)
記事の一部を以下に引用します。
『もともとユニクロは完全実力主義で、優秀な社員は年齢に全く関係なく高いポストに就ける。(中略)
もちろん性別にもこだわらず、実力ある人を登用してきた。だから社内に性差別はない----。ユニクロのポリシーは一見、文句のつけようがなく正しいが、実態はそれに追いついていなかった。女性社員、特に店長は1年で20%も辞めてしまっていたからだ。女性店長は約140人。「1店舗の儲けが1億円」(会長の柳井正)というから、単純計算で離職率20%は30億円近い損失の可能性を意味する。
女性店長の退職理由はほとんどが結婚だから、経営者が考える対応策は2つある。1つ目は女性を戦力と見なさないこと。2つ目は逆に女性社員が就業継続しやすい方策を考えることだ。(中略)柳井もあまりに多くの女性店長が辞めるのを見て「女性は採用しない、採用数を絞るという選択肢もあった」と話す。でも「時代の流れを考えて、女性を採らないのではなく、支援する方を選んだ」。
(中略)ユニクロは「ノンエイジ・ユニセックス」路線を改め、4年前から「ウィメンズ(女性向け)」というカテゴリーを作った。今ではユニクロの全商品に占める女性向け商品の割合は約5割に達している。来店客の7割が女性だ。
こうなると、作り手側にも女性を増やさないと消費者のニーズを見誤る。』
続けて、ユニクロがどのようにして、女性も長く働ける社風に変わっていったのかということが書いてあるのですが、長くなるのでその話は省略(>_<)
興味のある方が多いようでしたら、また別の記事で取り上げます♪