ムックの呟き

5日間会社を休むほどの月経困難症をキッカケに子宮腺筋症(子宮内膜症の一種)と診断されました。色々と考えた上で西洋医学による治療は行わず、漢方薬と養生で乗り切りましたー

『国民投票法案についてのお願い』のその後(2)

『国民投票法案についてのお願い』のその後(1)の記事を書いた後にも、1通、返信をいただきましたので、ここで紹介しておきます(>_<)

民主党の衆議院議員、高井美穂さんからの返信です。

『メールをいただきましてありがとうございました。

高井も拝見させていただきました。

すでにご存知と思いますが、国民投票法案が与党の強行採決により

衆議院を通過しました。

慎重な審議を求める国民の声が無視され、十分な議論が行われない

まま採決・通過したことは残念です。

ご指摘のとおり、その法案には国民投票における最低投票率に関する

規定はありません。そのため、国民投票投票率が低ければ、一部

の国民の意見だけが憲法に反映される可能性があります。

それでも法案に、最低投票率に関する規定がないのは、投票するテー

マごとに重要度が異なるからです。

憲法9条の改正なら多くの国民が興味を持つと思いますが、法律の専

門的な問題がテーマでは、国民の興味が低すぎて最低投票率を下回り、

国民投票が成立しない場合も考えられます。

そのため、最低投票率を定めるのではなく、テーマに意見を持つ国民、

つまり、実際に投票した国民の意見で賛否を決めるしくみになっている

わけです。

政府案には、依然として問題のある部分も多いため、民主党としては、

参議院で十分な審議を求めたいと考えています。

今後もご意見などございましたら、お気軽にご連絡下さい。

高井美穂事務所

徳島県板野郡藍住町奥野字矢上前132-2

Tel 088-693-3501

Fax 088-693-3502

東京事務所

東京都千代田区永田町2-2-1

Tel 03-3508-7234

Fax 03-3508-3234』

きちんとメールを読んだ上で返信した頂けたようで、嬉しく思いました^^

が、最低投票率を設定しない理由については、疑問を感じたので、私から高井さんへ、以下のような返信をメールしました。

『お忙しいところ、お返事いただきありがとうございます。

そして、最低投票率が設定されていない理由について、

解説していただき、ありがとうございます。

> ご指摘のとおり、その法案には国民投票における最低投票率に関する

> 規定はありません。そのため、国民投票投票率が低ければ、一部

> の国民の意見だけが憲法に反映される可能性があります。

> それでも法案に、最低投票率に関する規定がないのは、投票するテー

> マごとに重要度が異なるからです。

>

> 憲法9条の改正なら多くの国民が興味を持つと思いますが、法律の専

> 門的な問題がテーマでは、国民の興味が低すぎて最低投票率を下回り、

> 国民投票が成立しない場合も考えられます。

> そのため、最低投票率を定めるのではなく、テーマに意見を持つ国民、

> つまり、実際に投票した国民の意見で賛否を決めるしくみになっている

> わけです。

最低投票率を定めない理由が、上のようなものなのだとしたら、

憲法改正のような重要な改正の場合は最低投票率を定め、

そうではない場合は定めない、とする必要があるのではないか

と感じました。

また、国民が興味を持たない法律の専門的な問題がテーマなのだとしたら、

敢えて国民投票をする必要があるのだろうか?

という点についても、疑問を感じました。』

上のメールに対する返信は、現時点では到着していません。