石原氏の絶対得票率と国民投票法案
今週のマガジン9条では、石原都知事が大人気♪
大人気だった石原都知事に関する記述をご紹介します^^
まずは、『今週の『マガジン9条』-07.04.11-』より
『あと4年間、口汚い言葉を発して弱者を貶め、外国人をののしり、歯向かう者たちには過酷な処分を下し、肉親や身内のみを重用し、豪華な旅を公費で楽しみ、週に2~3日しか働かない男を、都民はまたもや権力者として認めたのだ。自分だけは弱者でも外国人でもなく、ましてや強権をもつ人間には歯向かうことなどしないと思っている人たちが、投票した都民の中では多数派だったというわけだ。
桜が、散っていく。
だが、ひとつだけ、書き記しておく。
それは、石原慎太郎が得た絶対得票率は27%だった、という事実。』
元右翼の雨宮さんも取り上げています!
雨宮処凜がゆく! 3.都知事選終了の巻より
『彼は北朝鮮のテポドン、テロ、大地震、治安の悪化、鳥インフルエンザなどなどを持ち出してとにかく恐怖を煽りまくるのだ。そして「安心、安全」を強調する。そんなやり方の石原が圧勝した。』
『その不安は本当に「地震」や「テロ」によるものか? 「治安の悪化」によるものか?「治安悪化」という言説そのものが「神話」であることは『犯罪不安社会』(光文社新書)に詳しい。著者の調査では、「日本全体で犯罪がとても増えている」と回答したのは49・8%、しかし、自分の住む地域でとても増えていると回答したのはたった3・8%だった。日本隅々まで行き渡った「体感治安の悪化」。また、「子供が犠牲になる事件の急増」という言説も正しくはない。警察庁の統計では、90年以前と比べ、小学生が殺害される事件は大幅に減少したまま安定している。』
『将来どころか、近い未来さえ予測できない層が大量に生み出されている。しかし、その不安の正体はなかなか当人にも意識されない。自分の不安の理由がわからないことは、更に不安をかきたてる。そこに、これこそが不安の元凶だ、というモノが提示されると思わず飛びつきたくなる。そうすれば、自分の足元にある不安は軽減される(ような気がする)。考えてみれば、私もそれをやっていた。右翼団体にいた頃だ。自分の不安、将来への不安がすべてごちゃまぜになっていて、毎日毎日不安で仕方なかった。そこで持ち出したのは、やっぱり北朝鮮や中国、アメリカなど外部からもたらされる「巨大な不安」だった。それは「今、ここ」にある自分の不安から目を逸らせてくれるものだった。』
松崎菊也の笑うニュース・クイズ 5.都知事選当確インタビューで語るよ。
『当選確実放送後のNHKインタビューを受けて、「東京オリンピック招致の見直しを70%を越える世論が求めていますが、これについて、どう見直されますか?」とのスタジオからの質問に対して、石原氏が吐き捨てるように言ったのは次のうちのどれ?
1.じゃあ、(スタジオの記者に)あ~た、具体的にどこをどう見直せばいいのか言いなさいよ!(と気色張る)
2.じゃあ、(スタジオの記者に)あ~た、具体的にどこをどう見直せばいいのか言いなさいよ! 直すから(と居直る)
3.じゃあ、(記者に)あ~た、具体的にどこをどう見直せばいいのか言いなさいよ! ん~なものぁバカな一部マスコミの扇動だよ(と決め付ける)』
答えは、松崎菊也の笑うニュース・クイズ 5.都知事選当確インタビューで語るよ。でドーゾ!
話は変わって、明日、与党が国民投票法案を通す予定だそうですが、その法案では、最低投票率が定められていません。
支持した有権者が27%でも石原氏が圧勝したように、仮に投票率が50%だった場合、憲法改正に賛成している有権者が全体では25%であっても、憲法は改正されることになります。
知事だったら任期は4年だけれども、憲法改正の場合、本当に、取り返しのつかない事になってしまう可能性が、非常に高い、、、と思う。
国民投票法案の問題点について、マエキタミヤコのSUSTENA日記の国民投票法と猿田佐世さんに、動画付きで、とても分かりやすく掲載されています!
「国民投票法案の問題点って何?」という方に、ぜひ読んで欲しい記事です。
だって、取り返しのつかない事になってから、「知らなかった」では済まないよ。
「問題点は分かったけれど、何が出来るの?」って方、政治家の皆さんにメールやFAXで訴えてはどうでしょう?
その際の連絡先は、村野瀬玲奈の秘書課広報室の超緊急!与党による4月12日の国会運営の暴走に歯止めをかける電話、ファクス、メールを!を見ればバッチリですよ^^