Windowsにパッチ未公開のセキュリティ・ホール
12月23日以降、Windowsに新たに見つかったセキュリティ・ホールが、インターネットで公開されているそうです。
(1)ANI(Windows Animated Cursor)ファイルの処理に関する
Windowsカーネルのセキュリティ・ホール
(2)LoadImage APIのバッファ・オーバーフローの
セキュリティ・ホール
(3)winhlp32.exeのバッファ・オーバーフローのセキュリティ・ホール
(1)により、細工が施されたANIファイルを読み込むと、Windowsがハングアップします。
(2)により、細工が施された画像ファイル(.bmp,.cur,.ico,.ani)を読む込むと、ファイルに仕込まれた任意のプログラムを実行させられます。画像ファイルがWebページや HTMLメールに貼り込まれている場合には、それらをInternet Explorerなどで表示させただけで被害を受けます。
(3)により、細工が施されたヘルプ・ファイル(.hlp)を読み込むだけで、任意のプログラムを実行させられます。
影響を受けるのは、Windows NT/2000/XP/Server 2003で、Microsoftからは、パッチは公開されていません。
「信頼できないWebページにはアクセスしない」「HTMLメールは表示させない」「信頼できないファイルは読み込まない」などの注意が必要ですね。。。
参考URL:http://itpro.nikkeibp.co.jp/free/ITPro/NEWS/20041224/154283/