ムックの呟き

5日間会社を休むほどの月経困難症をキッカケに子宮腺筋症(子宮内膜症の一種)と診断されました。色々と考えた上で西洋医学による治療は行わず、漢方薬と養生で乗り切りましたー

今週のマガジン9条(3)

今週のマガジン9条にも、興味深い記事が掲載されていたので紹介します(>_<) まずひとつ目、先週、今週のマガジン9条(1)で取り上げたところ、改憲派、および保守派の方より、「改憲派=右翼、保守派=右翼ではないです」との意見を頂戴した、雨宮処凛さんのインタビューの続きです(>_<) 先週と同じように、興味深く感じた部分を2ヶ所、引用させていただきます。 1ヵ所目。 『(靖国神社の首相参拝問題で)謝罪を求められて「日本が他の国からバカにされている」といって怒るのは、自分がバカにされている存在だと感じているからです。自分にちゃんと誇りを持っている人は、絶対そんなことを考えない。』 2ヶ所目。 『10年前は“パンク”としてやっていた「愛国」が、今は“ポップ”になった 雨宮:私が右翼団体にいた10年前は、いわゆる右的な考えは市民権を得ていませんでしたから、社会や政治に対しての「アンチ」的なところがあった。言ってみれば一種のパンクです。だからこそ私も「愛国パンクバンド」を組んだりしていたわけですし、「戦争は絶対に起こるはずがない」と思っていたからこそ、〈本日も日本国、ヘドが出るほど平和です〉なんて歌詞を絶叫していたりした。 それがどこからか「おかしいな」という感じになってきて。2000年ごろでしょうか。そのとき私はまだ愛国パンクバンドをやっていたんですけど、それまではライブをやってもお客さんは帰っちゃうし、ライブハウスはすぐ出入り禁止になるという状態だったのが、だんだん人気が出てきてしまったんですよ(笑)。 編集部:というと? 雨宮:私が歌う右翼的な歌詞に本気で賛同しているという感じ。客席みんなで「天皇陛下ばんざい」って叫んで盛り上がっちゃって、そんなノリで戦争肯定していいの?と、私の方が逆に置いてけぼりになったりして(笑)。だんだん世の中の方が戦争に近づいていくようにも思って、怖くなった。それにパンクバンドなのに、国の政策が右寄りになってくると「愛国」はパンクとして成立しない。自民党と同じことを言ってるバンドなんて、パンクじゃないので(笑)。 その頃、右翼団体からはもう離れてはいたんですけど、それで本当に嫌になって、バンドも一切やめてしまったんです。 今も、当時の私の「愛国パンク」というところで共感している若い人からメールが来たりします。それを読んでも、パンクではなく単に政府を支持してるだけじゃないかと思うんですけど(笑)。 』