久しぶりに、ものすごく読み応えのある本を読みました!
| 鎌仲 ひとみ (2006/03)
影書房 |
「読み応えがある」って言っても、「読みにくい」という意味ではないです。「内容が充実してる」という意味です^^
まず、第一章の
『映画『ヒバクシャ』を巡る旅』では、
ヒバクシャ―世界の終わりにを撮るまでのコトから始まって、
イラクや日本、
アメリカのヒバクシャ達と出会いから、
六ヶ所村ラプソディーを制作する過程で起こったこと、感じたことなどが記されています。
第二章
『対談 開発と汚染/人間を撮る 土本典昭×鎌仲ひとみ』には、
水俣病に関する
ドキュメンタリー映画を撮り続けてきた
土本典昭さんとの対談を収録。
第三章
『オルタナティブ・メディアをつくる―フリーランス制作者として』では、マスメディアには出来ないことを実現しようとする
オルタナティブ・メディアについてのメディア論。
第四章は、
『映画完全シナリオ『ヒバクシャ―世界の終わりに』』。
そして第五章
『資料編』には、『
マンハッタン計画』、『ハンフォード核施設』、『低線量被曝について』、『
放射能兵器・
劣化ウラン』という5項目に関する資料が掲載されています。
充実した内容でしょ!?
何だか長くなりそうなので、
ヒバクシャ ドキュメンタリー映画の現場から(2)へ続く。。。