ムックの呟き

5日間会社を休むほどの月経困難症をキッカケに子宮腺筋症(子宮内膜症の一種)と診断されました。色々と考えた上で西洋医学による治療は行わず、漢方薬と養生で乗り切りましたー

自衛隊についての私の意見

とある方から質問をいただきました。 せっかくの機会なので、質問の一部を以下に引用した上で、わたしの考えを述べさせていただきます。 まず、質問から引用します。。。 『現実にあわせて憲法を変えるのでなくて、憲法に合わせて現実を変えるという解釈でよろしいのでしょうか?つまり自衛隊の解散ということです。学会通説では二項で戦力を放棄しているので全戦争を放棄しているという解釈で自衛隊違憲ですからね。 自衛隊を解散した場合、安全保障上の問題はどのようにお考えでしょうか?』 『っと、ちょっと過去ログよみましたら、自衛隊違憲だが必要。しかし軍拡が気になるから後ろめたさを残すために9条保持で自衛隊保持という事がムックさんの意見かと存じます。 それを踏まえますと、ボクは二つ問題があるかなと思います。 一つは、憲法という最高法規に違反している状態が普通というのは逆に危険だと思います。憲法が国家を縛りきれていない状態だということです。だから憲法違反の影響が恒常的に低くなる。だからイラク戦争に関わってしまう。』 さて、上の質問について、わたしの考えは以下のとおりです。。。 私は、現在の自衛隊は「違憲」なので、今すぐ変えるコトは無理にしても、自衛隊の形を変えて、違憲にならない形に変えていくべき、と考えています。 以前、今週のマガジン9条(2)で紹介した伊藤真さんの 『私は、一定の自衛警察力は必要と考えています。不法侵入を許さないために海上保安庁国境警備隊が警備にあたることは必要でしょう。』 『自衛隊という組織のままでいいのかはまた別の問題ですが、なんらかの危機管理組織、災害救助組織を充実させて、私たちひとり一人の生命と財産をしっかりと守ること、場合によっては国際救助隊のような組織として世界で災害救助活動を行うことなどは、意味のある国際貢献だと思います。』 『ですが、こうした私たちの生命、財産をまもる自衛警察組織や危機管理組織を持つことと、外国を攻撃できる軍隊を持つことはまったく別の話です。 』 という主張が、わたしの考えに近いです。 ですから、質問者の方が書いている 『ちょっと過去ログよみましたら、自衛隊違憲だが必要。しかし軍拡が気になるから後ろめたさを残すために9条保持で自衛隊保持という事がムックさんの意見かと存じます。』 という意見は、私の意見とは異なります。 もしかしたら、先日、
アトラスさんの日記より~改憲した後のことも考えよう!~ で紹介したアトラスさんの主張が、そのままわたしの主張とイコールである、という誤解を招いてしまったのかもしれませんね。。。 ですから、 『それを踏まえますと、ボクは二つ問題があるかなと思います。 一つは、憲法という最高法規に違反している状態が普通というのは逆に危険だと思います。憲法が国家を縛りきれていない状態だということです。だから憲法違反の影響が恒常的に低くなる。だからイラク戦争に関わってしまう。』 については、わたしも全く同感です。 そして、だからこそ、自衛隊の形を変えて、違憲ではない形にしていくべきだと考えています。