ムックの呟き

5日間会社を休むほどの月経困難症をキッカケに子宮腺筋症(子宮内膜症の一種)と診断されました。色々と考えた上で西洋医学による治療は行わず、漢方薬と養生で乗り切りましたー

「群れ」と愛国心

憲法改正についての記事を書いたら、改憲派の方からもコメントいただいたので、少しやり取りしたのですが、やり取りをしていて感じたのは、

「表面的に議論している部分以外で、決定的に考え方が違う気がする。」

ということです。

で、「何が違うんだろう?」と考えてみた。

そこで思い当たったのは、「ムックは群れるのが嫌い」ということ。

わたしは群れるのが嫌い。

考え方が似ていたり、趣味が嗜好が合っていたりしている人同士が仲良くなるのは自然なコト。

わたしがここで、「群れる」と表現するのは、

『似た者同士の仲良しグループがいくつか出来たとき、他のグループの人を受け入れなくなるさま』

を表しています。

ムックには良く理解できないんだけれど、いくつかの仲良しグループが出来た時、「同じグループの人は無条件に仲間」で「違うグループの人は無条件に仲間ではない」という風になる人がいる。

わたしには、これが良く分からない。

「同じグループ」とか「違うグループ」ってのは、たまたま、

・いくつかの点について話が合う、とか、

・同時期に入社した、とか、

・年齢が近い、とか、

・昼休みの行動が似ている(弁当派か外食派か、和食好きか洋食好きか)

だけで、同じグループの人全員と気が合うワケじゃないだろうし、違うグループの人とは気が合わないワケじゃないじゃん!

ムックは、そういうコトとは関係なく、ひとりひとりを見て、付き合っていきたい。

それは、他の国の方々についても言えることで、「アメリカ人」とか「中国人」と、ひと括りにするのではなくて、ひとりの人間、対、ひとりの人間として、付き合っていきたい。

そういう生き方が、どうも、改憲派の人と異なっている気がする。

ムックは、ブログの記事を書くとき、「アメリカ軍」や「米軍」と書かずに、「アメリカの軍隊」と書いてます。

これも、「アメリカ」という国と、「アメリカという国の軍隊」を分けて考えたい、という意識の現われです。

で、「愛国心」というのは、結局、ムックの嫌いな

『「同じグループの人は無条件に仲間」で「違うグループの人は無条件に仲間ではない」』

が、国単位になったモノに近い気がします。

ムックは、日本のモノは何でも無条件に好きなワケじゃないし、日本を敵視していると言われている国のモノは何でも無条件に嫌いなワケじゃない。

「国」という単位にとらわれず、ひとつひとつの物事、ひとりひとりの人を見て、「好き」か「嫌い」か判断したい。

だから、「国のために」とか「国を守る」とか言われても、どうもピンとこないのです(>_<)