なぜその技術が必要なのか?
ムックの仕事は、ネットワークエンジニア、およびネットワークエンジニアを目指す方々向けの研修の講師をすることです(>_<)
日経ネットワークで網野衛二さんの連載開始♪の記事にもチラっと書いたのですが、講習の一番の目的は、「なぜその技術が必要なのか?」を理解してもらうことだと思う。
例えば、Active Directoryの講習をやるとしたら、「なぜActive Directoryが必要になったのか(つまり、なぜNTドメインが必要になり、なぜNTドメインを発展させる必要があったのか)?」を理解してもらうこと。
技術者というのは、技術に興味を持つ傾向があるので、一番大事な部分(=その技術を使う目的)以上に、細かい技術に目を向けがち。
技術を使う目的を理解せずに、技術の詳細を知っていたとしても、その知識は片手落ちだ。
何故って、それでは、運用や構築はできるけど、設計ができない技術者になってしまう。
だからムックも、「なぜその技術が必要なのか?」を理解してもらうことを第一の目的として、講習を進めなければならない。
そのためにも、できるだけ、専門用語を使わないように気をつけようっと(>_<)
専門用語の解説をすると、一番大事な部分(=目的)より、専門用語が頭に残ってしまう可能性があるからね。
あ、もちろん。最低限、知ってなければいけない専門用語は解説するワケだけど。。。
最後に、ここを読んでくださっているネットワーク関連の仕事をしている皆さんへ(^.^)
どうせやるなら、運用や構築だけじゃなく、「設計」ができるエンジニアを目指そ♪
■おまけ
【NET&COM2006速報】「やっぱり技術の“基礎知識”が欠かせない」,矢沢久雄氏が講演
Roads to Node Blogの 今日のネットワーク