空は、今日も、青いか?(1)
毎週、楽しみにしているフリーペーパー、R25。
中でも、隔週で連載されている石田衣良の文章が楽しみ(^.^)
今週号は、真空管アンプとジャズの名盤を積んで、都内を走りまわっている名物個人タクシー、ジャズタクシーについての文章だった。
印象に残った部分をちょっと引用します(>_<)
『ぼくたちは仕事などおもしろくもおかしくもないという。仕事がつらいといいたがる。でも、ほんとうに仕事は苦痛だけだろうか。誰の仕事でも、個人にまかされている部分が予想以上に多くあるものだ。その自由な部分に自分なりのやりかたで演出を加え、仕事をたのしくする。
それは仕事をする人すべてに等しく与えられた権利ではないだろうか。笑顔で仕事をしている人を見るのは、誰だって気分がいいものだ。あなたも、ジャズタクシーのドライバーのようにいっしょに仕事をする同僚やお客をたのしませてあげてほしい。そうして自分自身もたのしむのだ。泣いても笑っても、給料は変わらない。それならなるべく笑顔で自分の仕事をたのしんだほうが得策である。笑顔には笑顔が返ってくるものである。ぼくも小説の締切、厳しいけどたのしみながら、がんばります。』
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