自分用メモ~日本のエネルギー政策に関する問題点~
■全体の方針
・地熱発電、太陽光発電など、原発より環境負荷の低い発電技術を持っているのに、原発に固執している
・原発は高コストだから
・電力会社の儲けは電気料金の原価から一定の割合で算出された値となる為、電力会社は高コストの電力を使った方が儲かる仕組みとなっている
⇒電力を自由化し、低コストで電力を供給できるよう競争させれば、高コストな原発に固執するメリットはなくなる
更に、消費者が自由に電力を選べるようにもなる!
■エコ
・原発は火力発電に比べて二酸化炭素排出量が少なく、「エコ」と宣伝してきた
⇒二酸化炭素排出量だけで、「エコ」かどうかを判断するのはおかしい
・本来、電力消費量を減らす方が「エコ」と思うが、「オール電化がエコ」と宣伝して、電力消費量を悪戯に増やした
■安全・危機管理
・国民に原発の危険性を知らせず、「安全」と言い続けてきた
・安全神話を崩したくないが為に、危機管理対策を怠ってきた
・日本周辺のプレートは活動期に入った、という地震学者の警告を無視している
■放射線の影響
・専門家によって見解が異なる
■現場作業員の人権・健康
http://www.youtube.com/watch?v=92fP58sMYus&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=pJeiwVtRaQ8&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=mgLUTKxItt4&feature=related
・3/12に死亡した作業員3名の氏名がカタカナでしか記載されておらず、うち2名は年齢も不詳
http://sankei.jp.msn.com/region/news/110312/fks11031209070025-n1.htm
(東電、協力会社社員3人死亡 2人不明 福島と茨城)
・ドイツの新聞社では、ホームレスや外国人労働者を使っていたと報じている
(Homeless people, minors and unskilled foreign workers in disaster central Fukushima)
■事故発生時の対応(福島第一原発事故の場合)
・官邸、原子力安全・保安院、東電の連携が取れていないように見える
⇒それぞれの会見を見ての感想
・対策が後手後手である
例1)3/23になって、やっとSPEEDI(緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム)のデータを公表
→停電や計器故障の影響
→半径30キロ外でも、24日までずっと屋外にいると100ミリ・シーベルトを超える被曝量となることが判明
→事後報告だけで、今後の予測は公表していない
例2)東京都金町浄水場での放射能汚染を公表したのは検査の翌日、ミネラルウェーターの支給は更に翌日
⇒被曝を防ぐ為には、汚染される前に対策が必要だが、そうなっていない
・水の暫定基準値
⇒WHOによる水の品質ガイドラインは10ベクレルであり、日本もそれに準じていたが、3月17日に水の暫定規定値を300ベクレルとした