ムックの呟き

5日間会社を休むほどの月経困難症をキッカケに子宮腺筋症(子宮内膜症の一種)と診断されました。色々と考えた上で西洋医学による治療は行わず、漢方薬と養生で乗り切りましたー

アトラスさんの日記より~改憲した後のことも考えよう!~

この間、mixiで出会った(?)「アトラス」さんの日記を読んでいて、とても興味深いエントリを見つけました。

アトラスさんから引用を快諾していただきましたので、以下に紹介させていただきます(>_<)

まずは、『9条改憲に対する心構え』より

『1.自衛隊違憲である。よって無くすべきだ。

 2.自衛隊違憲ではあるが、必要である。

   今までごまかしてきたが、ごまかしは良くない。

   よって、9条を改正し、堂々と持つべきだ。

 3.自衛隊違憲ではあるが、必要である。

   そうすると理屈の上からは、9条を変えなければいけないが、

   変えてしまうと調子にのって、ガバッと軍拡されそうだ。

   あえて9条をこのままにし、

   「本当は違憲だ」という後ろめたさを残しておいたほうが、

   結果的によさそうだ。

 4.自衛隊は合憲だし、必要。よってこのままでよい。

 5.自衛隊は合憲だし、必要。

   しかし、違憲だとかいうバカがいるから、

   念のため、9条を変えて、はっきりさせてやる。

 6.自衛隊専守防衛かつ個別的自衛権なら、合憲だが、

   集団的自衛だと違憲だと、内閣法制局が言っている。

   集団的自衛権までありにしたいので、9条を変えよう。

 大事なことは、国会側はおそらく6の立場、言い換えると

 「アメリカからおつきあいを頼まれているのに、

 内閣法制局集団的自衛権憲法違反なんて昔言っちゃったから、

 やりにくくて仕方ない。憲法9条を変えよう」という立場から

 改憲の発議をしてくる、そのとき、1から5の立場の人はどうするか、である。

 (中略)

 強調する。国民投票では、あなたが1から6のどの立場か聞くのではない。

 6を主な狙いとする案に賛成か反対かなのだ。

『米軍と自衛隊を融合させる』なんていう、とんんでもない動きが着々(?)と進んでいるようですね。

『米軍と自衛隊を融合させる』ことも、与党が憲法を改正しようとしている目的のひとつなんでしょう。

そしてもうひとつ。改憲派の私が改憲に反対する理由』より

『私は自衛隊を必要だが違憲なものと思っている。

 必要なのに違憲だという矛盾を解決するには改憲しかない。

 私のような「改憲かつ軍縮」派が国会において圧倒的多数になったら、

 ぜひ「改憲かつ軍縮」をする。

 さて、今の改憲派の顔ぶれを見ると「改憲かつ軍拡」

 「改憲して外国にも自衛隊をガンガン出そう」という人々が多い。

 私はこいつらが出す9条改正案には断固反対する。

 (中略)

 改憲はものすごく難しい。

 両議院の総議員の3分の2以上で発議後、国民投票過半数の賛成が必要。

 ところが、改憲が行われてしまえば、軍拡予算に反対しようとしても、

 奴らが衆議院過半数さえとっていれば、軍拡予算が簡単に成立してしまう。

 となれば、「改憲かつ軍拡」派の野望をつぶすためには、

 軍拡予算の段階で戦うよりも、9条改憲そのものを阻止したほうが、

 政治的に有効である。

 以上の理由により、私は護憲派と手を組み、

 「改憲かつ軍拡」派の野望を阻止する。

 「改憲かつ軍縮」派の方々には同じやり方を強くすすめる。』

改憲派なあなた、また護憲派なあなたは、この文章を読んで、どんな感想を持ちますか??

単純に、改憲に賛成なのか、護憲に賛成なのか、だけではなく、改憲した後、日本政府がどんな風に動こうとするのか、ということまで視野に入れて考える必要があると思います。