アトラスさんの日記より~改憲した後のことも考えよう!~
この間、mixiで出会った(?)「アトラス」さんの日記を読んでいて、とても興味深いエントリを見つけました。
アトラスさんから引用を快諾していただきましたので、以下に紹介させていただきます(>_<)
まずは、『9条改憲に対する心構え』より
今までごまかしてきたが、ごまかしは良くない。
よって、9条を改正し、堂々と持つべきだ。
そうすると理屈の上からは、9条を変えなければいけないが、
変えてしまうと調子にのって、ガバッと軍拡されそうだ。
あえて9条をこのままにし、
「本当は違憲だ」という後ろめたさを残しておいたほうが、
結果的によさそうだ。
4.自衛隊は合憲だし、必要。よってこのままでよい。
5.自衛隊は合憲だし、必要。
しかし、違憲だとかいうバカがいるから、
念のため、9条を変えて、はっきりさせてやる。
集団的自衛権までありにしたいので、9条を変えよう。
大事なことは、国会側はおそらく6の立場、言い換えると
「アメリカからおつきあいを頼まれているのに、
内閣法制局が集団的自衛権は憲法違反なんて昔言っちゃったから、
やりにくくて仕方ない。憲法9条を変えよう」という立場から
改憲の発議をしてくる、そのとき、1から5の立場の人はどうするか、である。
(中略)
強調する。国民投票では、あなたが1から6のどの立場か聞くのではない。
6を主な狙いとする案に賛成か反対かなのだ。 』
『米軍と自衛隊を融合させる』なんていう、とんんでもない動きが着々(?)と進んでいるようですね。
『米軍と自衛隊を融合させる』ことも、与党が憲法を改正しようとしている目的のひとつなんでしょう。
私のような「改憲かつ軍縮」派が国会において圧倒的多数になったら、
「改憲して外国にも自衛隊をガンガン出そう」という人々が多い。
私はこいつらが出す9条改正案には断固反対する。
(中略)
改憲はものすごく難しい。
両議院の総議員の3分の2以上で発議後、国民投票で過半数の賛成が必要。
ところが、改憲が行われてしまえば、軍拡予算に反対しようとしても、
奴らが衆議院の過半数さえとっていれば、軍拡予算が簡単に成立してしまう。
となれば、「改憲かつ軍拡」派の野望をつぶすためには、
軍拡予算の段階で戦うよりも、9条改憲そのものを阻止したほうが、
政治的に有効である。
以上の理由により、私は護憲派と手を組み、
「改憲かつ軍拡」派の野望を阻止する。
改憲派なあなた、また護憲派なあなたは、この文章を読んで、どんな感想を持ちますか??
単純に、改憲に賛成なのか、護憲に賛成なのか、だけではなく、改憲した後、日本政府がどんな風に動こうとするのか、ということまで視野に入れて考える必要があると思います。