ムックの呟き

5日間会社を休むほどの月経困難症をキッカケに子宮腺筋症(子宮内膜症の一種)と診断されました。色々と考えた上で西洋医学による治療は行わず、漢方薬と養生で乗り切りましたー

今週のマガジン9条(5)

CCNP BCRANのため、ブログの優先順位を下げていますが、今日はちょっとCCNPとは関係ない記事をアップしちゃいます! と言っても、いつも紹介しているマガジン9条の紹介ですが。。。(^^ゞ 今週は年度が変わったせいか、たくさんの記事がアップされていますよ♪ その中でも特に興味深かったのは、やっぱり(?)いつもこちらのブログでも引用させていただいている伊藤真のけんぽう手習い塾でした! 今週は、第11回『60年間日本が平和だったのは、なぜなのか?を考える』です。 今回は、非常に多くの話題が盛り込まれています。 まず、本題とは違う話題から、少し引用させていただきます。 『国を守るためには当然、軍隊が必要だ。当たり前じゃないか。 こうした主張の当然とか当たり前とかいう、その意味を具体的に明らかにしていくことが大切です。(中略)「当然」という言葉で思考停止になるのではなく、なぜ、どうしてと問いかけ続けることが必要です。』 そして次は、今回の本題である『60年間日本が平和だったのは、なぜなのか?を考える』に関する部分から。。。 『唯一、はっきりしていることは、9条があってかつ安保があって、結果として現実に60年以上も戦争をしないですんだということです。9条のおかげか安保のおかげか、それとも両方のおかげかわかりません。ですが、それが証明されていない段階で安易に9条のおかげではないと結論を出して、取り返しのつかない結果を招くことは避けるべきでしょう。 (中略) いまこの国には9条があり、60年以上戦争がなかった。それは現実です。この現実に目を向けるべきではないでしょうか。(中略) 現在の主題は9条を変えて正式な軍隊を持つ国になることにどれだけのメリットがあるのかという一点です。 (中略) 軍隊を持つ普通の国にはいつでもなれますが、積極的非暴力平和主義という特別の国にはそう簡単にはなれません。そのことを考えるといつでもなれる普通の国への変更は、本当に慎重にした方がいいと思うのです。もう戻れない覚悟の上で変更しなければなりません。 日本がひとたび正式な軍隊を持てば、国防のため、国際貢献のためという名目で軍隊は拡大の一途をたどるでしょう。当然、年金、医療、少子化対策、地方の活性化、災害対策などにお金をまわす余裕はいま以上になくなります。日本でも軍需産業との間に、現在の防衛施設庁の談合などの比ではない、アメリカ並みの利権構造が生まれるに違いありません。』 そして今回は、みんなのレポートにも、伊藤さん登場! てコトで、『レポートNO.012』からも、少し引用させていただきます。 『社民党が開催している「憲法学校」に、『マガジン9条』でおなじみの伊藤真さんが講師として登場しました。』 『最初に指摘されたのは、この草案が「新憲法草案」だということ。改正草案ではないのです。ということは、日本国憲法の根本にある「一人一人を大切にする」個人の尊重と、積極的非暴力平和主義いう価値基準が「新憲法」で継承されるとはかぎりません。改正は現行憲法の96条〈改正〉の範囲内で、現行憲法の連続性を保ちつつ、マイナーチェンジをするもののはず。新憲法を作るということは、新たな憲法秩序を作るということになってしまう。これは、一種の政治的なクーデターともいえる。なぜなら、今の憲法は国会議員、国務大臣を含む公務員に憲法を守る義務を課しているのだから(99条)……』 むむむ。自民党が作ってる草案って、「改正案」じゃなかったんだ(+_+) 今の日本国憲法を破棄して、新しい憲法を作ろうとしてるってコト!? でもって、憲法を遵守しなければいけない公務員である国会議員の皆さんが、憲法を改正するのではなく、現在の憲法を破棄して新しい憲法を制定するコトって、憲法違反にはならないの??