ムックの呟き

5日間会社を休むほどの月経困難症をキッカケに子宮腺筋症(子宮内膜症の一種)と診断されました。色々と考えた上で西洋医学による治療は行わず、漢方薬と養生で乗り切りましたー

問題な日本語

だいぶ前に買ったこの本、やっと読み終わりました(^.^) これまでに読んだこの手の本は、『この言い方は間違い。正しい言い方はこうです。』といった内容に終始していましたが、この本は懐の深さが違う! この本は、その日本語が正しいか正しくないかを論じるだけではありません。 なぜその言い方が正しいのかについての解説や、 なぜそのような誤用が生まれたのかについての考察が、充実しています。 この本を読んで、『言葉は生きている』ということを実感しました(^.^) 今の「正しい言葉づかい」は、10年後には正しくないかもしれない。 100年前には正しくなかった言い方も、現在は正しい言い方と見なされたりする。 というコトが、分かりました。 言葉というモノは生きていて、少しずつ変化していくものなんだね! この本を読んで、「この日本語は正しくない。最近の若い者は!」とヒステリックになるのは、ちょっと短絡的だなぁ。。。 と考えるよ~に、なりました☆彡 よく考えたらさ~、例えば、小説や漫画、映画やドラマなんかで、登場人物が全員、教科書に出てくるような、本当に正しい言葉づかいだったら、つまらないよ(>_<) 正しい言葉があって、それは公の場で使われる。 だから、ビジネスの場とか、店員さんが間違った言葉づかいをしてると、それはすごく気になるんだ。 でもそれだけでは味気ないから、人は、言葉をくずして使う。 北川 悦吏子のエッセイに、 「入江とキスとか、したかった。」という台詞は、 「入江とキスしたかった。」じゃダメなんだ。 この場合、「とか」はニュアンスを伝えてるんだ。 てことが書いてあった。 うん。そ~いうことなんだね♪
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