ムックの呟き

5日間会社を休むほどの月経困難症をキッカケに子宮腺筋症(子宮内膜症の一種)と診断されました。色々と考えた上で西洋医学による治療は行わず、漢方薬と養生で乗り切りましたー

『1日3分楽しむだけで勝手に目がよくなる! ガボール・アイ』のおわりに

先日、1日3分楽しむだけで勝手に目がよくなる! ガボール・アイ | SBクリエイティブの『おわりに』を再読していて、なかなか良いこと書いてるなーと感じる部分がありました。

 

『視力の低下に気づいた途端、「少しでも何かできないか?」と模索される患者さんは多いものです。そのようなとき、眼科医としては「あなたにできることは、手術や薬に頼るしかない」というほうが楽です。しかしそう告げると、「エビデンスのない、安易な方法」を探し始める患者さんが、必ずいらっしゃるのです。そのような方法は、たいていリスクをはらむものです。健康を損なうリスク、経済的な打撃を与えるリスク‥‥‥。しかし「効果が少しでもあるなら」とリスクに目をつむり、安易な方法に傾倒していく患者さんを見るたび、私はやるせなく思っていました。

 そもそも「なんでもラクして治せる」という治療法など存在しない、と考えておいたほうがよいでしょう。私は、たとえ“地味”に見えても「ある程度の根拠があり、ある程度の効果を期待できる書籍をつくること」をモットーに執筆活動を続けてきました。』

 

いやー、良いこと言ってるなぁ。

 

でもでも。

視力回復においては安易な方法が標準治療になっていないけれど、それ以外の多くの疾患においては、安易な方法が標準治療になっているのではないか?

と思うムックです。

 

少し関連するかな、と思うので続けて引用したいのですが、先日読んだ整体入門 - ムックの呟き

『昔は病気を治療することを目的として、体を研究しておりました。その後、修理の繰り返しでは本当に人間は丈夫にできない、不摂生の後始末を上手にやれば、いよいよ不摂生し、ついには、自分の体を自分で管理することもできなくなってしまう。これは体の使い方を指導するようにしなくては、大勢の人を丈夫にするわけにはゆかないと気づいたので、整体指導をするような方向に転換したのです』

という一節があり、印象に残っています。